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腰痛改善ブログ

2022/11/17(木)

肩こりは揉んでも治らない

運動・リハビリ, 院長ブログ

 

 

「肩こり」の原因は?

厚生労働省の調査で、日本人が感じている自覚症状で、第一位となっているのが「肩こり」。

そんな多くの方が悩む「肩こり」は、様々な『原因』が複合して起こっています。

「肩こり」は『結果』であり、痛みやコリを感じている(患部)ところに対して、揉みほぐしても根本的に改善することはありません。

揉み方が上手い、下手という問題ではありません。

指圧、ストレッチ、鍼、灸、電気治療、温熱、筋膜リリースであっても全て同じで、『結果』に対して何をしても同じです。

我々、治療家(体の施術をする専門家)の中でもこんな名言があります。

「治療家の一生は肩こりに始まり、肩こりに終わる」

これは治療家になって最初に患者さんに喜んでもらえる喜びを知るのも「肩こり」であり、根本的に改善するためには、生涯かけて研究し続けることになるのも「肩こり」である。

ということです。

「肩こり」の原因は大きく分けて3つです。

•姿勢性

•内臓性

•精神性

に大別されます。

慢性化するほど、これらの原因は複合的になっていることがほとんどです。

その中で、何が根本的な原因となっているのかを見つけることが、症状改善の早道となります。

揉み返しの正体

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ピーンと張ったロープを緩めるには、ロープ自体には何もする必要はありません。

ロープを引っ張っている人に、引っ張るのを止めてもらえばよいのです。

張ったロープ自体に何かをすれば、ロープは傷がつくだけです。

「肩こり」も全く同じです。

首、肩の筋肉を緩めるのに、首肩の筋肉自体に何もする必要はないのです。

どこが、首肩を引っ張っているのかを見つけて、引っ張るのをやめさせればよいのです。

このことを知らずに、首肩の筋肉が硬いからといって、強い刺激を加えてしまえば、筋肉の線維も傷めることになり「揉み返し」の原因になります。

揉み返しが起こらなくても、患部の治療ばかり続けていると、首肩の筋緊張はさらに強くなり、首肩の筋肉の皮下組織が肥厚して、強い刺激を求めるようなマッサージ依存症になる人も多く見かけます。

 

原因へのアプローチ

肩こりの筋肉には、

上部僧帽筋(じょうぶそうぼうきん)

肩甲挙筋(けんこうきょきん)

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などといった筋肉があります。(他にもいろいろありますが、、、)

図のように、これらの筋肉は「頭頸部」から「肩甲骨」に付着しています。

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猫背や巻き肩といった姿勢によって、肩甲骨が外側に引かれることで、肩こりの筋肉が引っ張られて痛みやコリを感じています。

では、ロープを引っ張っている犯人は?

というと、「肩甲骨」を外転させる筋肉

・大胸筋(だいきょうきん)

・広背筋(こうはいきん)

・肩甲下筋(けんこうかきん)

・前鋸筋(ぜんきょきん)

・上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)

・外腹斜筋(がいふくしゃきん)

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などなど、、、

が、肩甲骨を外側に引っ張ることによって、肩こりの筋肉を突っ張らせているのです。

 

これらの筋肉の緊張を緩めることで、肩甲骨の位置が修復し、肩こりも消失することが期待できます。

 

猫背、巻き肩を自分で解消する姿勢の作り方はこちら⬇️

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