2022/12/20(火)
腰、股関節、ひざの痛みは「歩き方」が原因
足の専門家でもある私は仕事柄、街ゆく人の「歩き方」が気になって仕方がありません。
•内股で歩く人
•ガニ股で歩く人
•片足だけ歪んで歩いてる人
•ずり足で歩く人
•足音がやたらうるさい人
•左右の足音が違う人
•やたらとケツを振って歩く人
•つま先で歩いてる人
•体の上下動がやたらと大きい人
•膝から下だけで歩く人
•蹴る時にカカトがズレる人
などなど、、、、
気になる「歩行タイプ」を挙げたらキリがありません。
こういった歩行には、全て足だけでなく、体幹筋や股関節の筋力や柔軟性にも原因があるのですが、共通して言えることは、「足裏の重心の軌道が正常ではない」ということ。
そういう私も20年前、腰痛がひどかった頃はひどい歩行でした。
(今はその頃よりはかなりマシになったかな?)
真っ直ぐ歩くとは
人間が真っ直ぐ歩く時の重心の移動は、
「カカトの外側」→「小趾つけ根」→「母趾つけ根」→「母趾で蹴り出す」
といった軌道を辿ります。
一方、扁平足やO脚のような人の歩き方の重心移動は下のイラストのような重心移動になっています。
このような正常ではない重心移動で歩行をし続けることで、下肢(足、膝、股関節、体幹)の筋肉を過剰に負担をかけ続けることになり、痛みや関節変形の原因となっているのです。
歩き方を意識することは無意味
正しい重心移動を知ると、ほとんどの人が「歩く時」に足裏の重心位置を意識しようとします。
しかし残念ながら、いくら足裏の重心を意識しても効果が無いことがほとんどです。
なぜなら歩行の重心は、全身の関節柔軟や筋力のアンバランスの結果に過ぎないからです。
足関節の歪み
足関節が硬い
膝が伸びない
股関節が硬い
体幹が弱い
など、、、
といった各関節の機能異常が原因となっています。
信頼できる専門家に相談し、しっかりと全身の状態を診てもらった上で、正しい順序で対処していくことをオススメします。
最も即効性のある対策としては、医療用インソールやシューズを変えることです。
当院でオススメしている医療用インソールは、靴に入れるだけで、正しい重心移動へと誘導してくれる優れたアイテムです。
ただ、インソールだけでなく、自分自身で正しい重心移動ができるようになるためのエクササイズやストレッチを取り入れることで、最速で正しくキレイな歩行ができるようになっていきます。
『100歳まで元気にキレイに歩きたい❗️』
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