2022/10/22(土)
腰痛の原因 ⑦ 靴(シューズ)
慢性腰痛のほとんどは原因が腰自体にはありません。
腰痛の原因が『靴』!?
「いやいや、もはや身体じゃないし!!」と思われた方も多いかもしれません。
靴はファッションアイテムとして捉えられている方が多いのですが、全身の全てを預ける『靴』は最も重要な体の一部として捉えなければ、真の健康は得られないのです。
「オシャレは足元から」といいますが、
『健康も足元から』なのです!!
☑ ︎靴の履き口が広がっている
☑︎ 靴のソールの減り方に左右がある
☑︎ 靴は少し大き目を買っている
☑︎ ヒモなしの靴しか履かない
☑︎ サンダルが好き
☑︎ 靴は軽いものが良いと思っている
☑︎ 靴ベラなんて使ったことがない
☑︎ 足の測定をして靴を買ったことがない
☑︎ 家ではスリッパを履く
☑︎ 扁平足である
☑︎ 外反母趾など足指変形がある
これら3つ以上当てはまる方は、靴を見直す必要があります。
[靴で全身を悪くしている]
『ウォーキングは健康に良い』と聞いて毎日ウォーキングをしているという方も多いでしょう。しかし『間違った靴』でウォーキングを続けていると、逆に体は不健康になっていってしまう可能性があるのです。
合わない靴を履き続けることで起こるのは、扁平足や外反母趾、靴ズレ、ウオノメ、タコ、など足の問題だけではありません。
運動連鎖(うんどうれんさ)といって、ある関節が動くと、隣り合う関節にも動きが波及して影響を及ぼします。
合わない靴を履くことで、足の関節が歪むと、膝→股関節→骨盤→背骨へと
ドミノ倒しのように歪みは全身に広がっていくのです。
その靴の影響で体が歪んで動き続けた結果、膝、股関節、腰に負担がかかり痛みとなります。もっと進行すれば、変形性膝関節症、変形性股関節症、腰部脊柱管狭窄症などの関節変形の危険性も高まります。
履き口が広がっているのは、歩いている時に靴の中で足がブレまくっている証拠。
靴はTPOに合わせて、いろいろな靴を履くことも多いでしょう。いろいろな靴を履いても全然構いません。しかし、生涯自分の足で歩きたければ、歩く用の靴(ウォーキングシューズ)だけでも、自分に最適な靴を購入することをオススメします!!
[足に合ったウォーキングシューズの選び方]
1.自分の足のサイズを知る
意外と自分の足を測ったことがないという人も多くみられます。足のサイジングは足長(サイズ)だけでなく、足囲、足幅(ワイズ)も測定して靴を選びましょう。