2022/08/31(水)
腰痛の原因 ⑤ 首
腰痛の原因は、骨盤や腰椎だけにあるのではありません。
腰とは遠く離れた関係なさそうな場所に原因があることが多いのです。
☑︎首や肩がこる
☑︎猫背が気になる
☑︎首を後ろに反らすのが辛い
☑︎高いマクラが好き
☑︎仰向けで寝ると顎が上がってしまう
☑︎目が疲れやすい
☑︎歯の食いしばりが強い(歯科で指摘される)
☑︎首をよく寝違える
☑︎頚椎捻挫(ムチウチなど)の既往がある
☑︎呼吸が浅いと感じる
3つ以上当てはまれば、あなたの腰痛は『首』にアプローチする必要があります。
慢性腰痛の人の8割の方は、腰痛とともに
『首肩のコリ』が伴っています。
多くの方が
『腰痛』と『首肩コリ』は別物
と捉えている方が多いのですが、脊骨というのは首から骨盤(仙骨)まで、全て連動して動いています。
ですので、
上(首)で起きている異常が下(腰)に影響を及ぼしてしまうこともあるのです。
例えば猫背による『頭部前方姿勢』
頭の位置が前方にズレることで、首の骨(頚椎)は生理的弯曲が失われ、ストレートネックとなります。
このような姿勢が長期的にわたり、クセがついていると、首や肩の筋肉が凝り固まったまま、関節の動きを制限して固定化してしまいます。
全体の背骨の形というのは
頚椎(7個)前弯(前側にカーブ)
胸椎(12個)後弯(後側にカーブ)
腰痛(5個)前弯(前側にカーブ)
と、「ゆるやかなS字カーブ」を描くのが理想的です。
背骨は全て連動して動いているため、
首(頚椎の前弯)が崩れると、腰椎までもが本来の生理的弯曲が保てなくなり、椎間板や背骨の関節、筋肉に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまうのです。
腰が痛くても、首(頚椎の歪み)が原因となっていることも決して珍しくはないのです。
腰や骨盤の状態だけをみても、解決しにくい腰痛は首の問題があることも多いのです。
腰痛があり首肩のこりも強い人は、このエクササイズも取り入れてください!!
【後頭下筋セルフケア】
新しい記事
以前の記事