2022/05/27(金)
遠く離れた部位が痛みの引き金に! 『トリガーポイント』とは?
ここ最近、整体院の観葉植物に愛情を注ぎまくってる田口です。
病院で原因不明といわれた痛み(画像診断で異常無しの腰痛)の原因の多くは、トリガーポイントによって引き起こされています。
【トリガーポイントって何?】
トリガーポイントとは、ザックリ言うと「筋肉のコリ」のようなもの。
しかし、ただの「コリ」とはちょっと違う。
拳銃の引き金(トリガー)を引く事で、銃弾が遠くに飛ぶように、このコリに圧迫を加えると、コリから離れた場所に痛みや響きを感じるのです。
やっかいなのが、このトリガーポイント(コリ)が慢性化すると、離れた部位に痛みが現れるため(関連痛といいます)、痛みを感じる部位にアプローチして改善できないということ。
このトリガーポイントによって引き起こされる、痛み、シビレ、違和感、知覚障害、自律神経症状を筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼びます。
【痛い部位にどんな治療をしても無意味!?】
トリガーポイントが引き起こしている痛みなら、
「痛みのある場所に原因はない」わけですから痛い場所に
鍼を打とうが、
マッサージをしようが、
温めようが、
電気をかけようが、
超音波をかけようが、
お灸をしようが、
湿布を貼ろうが、
塗り薬を塗ろうが、
祈りを捧げようが、、、、、
原因に対してアプローチできていないわけですから、
一時的に軽くなった気がするだけ、、、
という事になるわけです。
「痒いところを掻いている」のと同じですね。
残念ながら、この概念を知らない医療者がまだまだ多くいるのも事実です。
原因不明と言われる多くの、痛みの原因となっているのが、「痛い部位から離れた場所にある」トリガーポイントなのです。
【トリガーポイントはどこにある?】
トリガーポイントの出やすい部位は、筋肉が骨に付着する部分、筋肉と筋肉の連結部分、筋肉と腱が連結する部分(筋腱移行部)などの『筋膜』に多くみられます。
例えば、、、
腰痛の原因が、お尻や背中の筋膜にあったり、
左アゴの痛みの原因が、右の前腕部にあったり、、、
と、なんだか不思議に感じられる方もいるかもしれませんが、筋膜のつながりを知っている人であれば、当たり前の話なのです。
ただし、人によってトリガーポイントの出現する場所は違ってきます。
その人の日常の「姿勢」や「動作」のクセによって、ストレスのかかる部位が変わってきます。このトリガーポイント(原因部位)を明確に見つけるのが、治療家の1番の仕事だと思ってます。
原因追求のために、姿勢や動作の検査が必須となるのです。
【原因がわかれば自分でケアできる】
もちろん施術でトリガーポイントを除去していくわけですが、慢性化している場合は一時的に改善しても、またコリが戻ってしまう事も少なくありません。施術で緩めたトリガーポイント「もどり」が起こらないようにセルフケアが必要になってくるのです。
施術で見つけたトリガーポイントを自分でも覚えてもらいセルフケアで行っていただきます。
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