2022/07/28(木)
腰痛の原因 ③ 足
腰痛というのは「結果」であり、「原因」は別の場所あることがほとんどです。
その原因の1つが腰から遠く離れた場所にある「足」です。
☑︎ 扁平足である
☑︎ 足裏にタコや魚の目がある
☑︎ 足裏やふくらはぎが疲れやすい
☑︎ 足のむくみがある
☑︎ ふくらはぎや足裏の筋肉がつることがある
☑︎ 歩くことが苦手
☑︎ 足指でグー、チョキ、パー運動ができない
☑︎ 靴の減りに左右差がある
☑︎ カカトを付けたまましゃがめない
☑︎ 膝に痛みや違和感がある
☑︎ 過去に足の捻挫や骨折したことがある
3つ以上当てはまれば、あなたの腰痛には「足」へのアプローチが必要です。
何を隠そう私の11年にわたる腰痛との戦いに終止符を打ったのが、足へのアプローチでした。
『腰痛なのに足!?』
と不思議に思われる方も多いのですが、理屈を知れば当たり前と納得してくれる方も増えてきました。
体というのは全身が繋がって動いています。
足の問題が、股関節を経て骨盤を歪ませ、それによって腰痛を引き起こしていることがあるのです。
単純な物理法則を考えてみてください。
物体の安定の要素は
・重心線
・重心位置
・支持基底面
によって決まります。
人間も地球上の重力下で生きる物体ですから、この法則はそのまま当てはまります。
・重心線→姿勢
・重心位置→骨盤(変えられないもの)
・支持基底面→足裏
となります。
このように考えれば、唯一の支持基底面の『足』がいかに重要かがわかります。
足が不安定になると、人間の場合は姿勢を安定させようと体幹部や股関節の筋肉が『無意識』に働き続けて姿勢を保持してしまいます。
人間は本来、ほとんど筋力を使わずに立つ事ができます。
足が不安定な状態では、筋肉を使って姿勢を保持することになりますから、筋肉は慢性疲労の状態になり、膝痛や腰痛を引き起こしてしまうのです。
足に原因がある場合でも、股関節周りへのアプローチも必要になりますが、原因が「足」にあれば、いくら股関節周りにアプローチしてもすぐに症状は戻ってしまうでしょう。
上記のチェックが3つ以上当てはまる人は、(当てはまらなくてもやるべき)まずは以下の対策からやってみてください。
対策①『スリッパをやめる』
足裏には「メカノレセプター」といって感覚受容器がたくさん存在し、この地面からの圧力の感覚刺激によって姿勢を保っています。
日中、ほとんどは履き物を履いているわけですから、家にいるときくらいは、素足での足裏感覚を刺激することが、足裏の安定につながります。
また、スリッパを履いて歩くと「すり足」の歩行が癖になってしまい、股関節の筋力も低下してしまいます。
対策②『足指ストレッチ』
足指で手のようにグー✊チョキ✌️パー✋ができますか?
足指の機能は足を安定させるのに重要な働きをしています。足に以上のある人のほとんどは足指が正しく動かせていません。
まずは足指ストレッチからやってみて下さい。
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