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腰痛改善ブログ

2022/09/26(月)

腰痛の原因 ⑥ 呼吸

腰痛, 腰痛セルフケア, 院長ブログ

 

 

☑︎ 慢性的に首肩が凝っている

☑︎ 猫背がある

☑︎ 肋骨が広がっている

☑︎ 反り腰がある

☑︎ 呼吸が浅いと感じる

☑︎ 動悸や息切れを感じる

☑︎ 寝付きが悪い

☑︎ イライラしやすい

☑︎ 胃腸の働きが悪い

☑︎ 不安感、パニック症状がある

 

3つ以上あてはまれば、あなたの腰痛は呼吸を見直す必要があります。

 

1日の呼吸回数は?

人は1日に何回呼吸しているか知っていますか?

今、1分間の呼吸回数を数えてみたら15回でした。

 

ということは

1時間(60分)で900回

1日(24時間)で21600回

これが安静時の呼吸数。

 

さらに歩行や運動をすれば、1分間の呼吸回数はさらに増えます。ということは

呼吸は1日に2〜30000万回もしているということになります。

(死ぬまでに6億回呼吸をすると言われています)

 

呼吸はすべての活動の基礎であり、生命維持のために最優先される運動です。

食事は10日間食べなくても死にませんが、呼吸は5分止まれば死に至ります。

 

食生活に気を使っている人は多いと思いますが、健康に最も重要な【呼吸】が正しくできている人はほとんどいません。

 

「呼吸が腰痛とどう関係するの?」と思われる方も多いでしょう。

 

私の経験上、慢性的腰痛や首肩コリに悩まれている方の9割は「呼吸が浅い」です。

 

 

「腹式呼吸」も「胸式呼吸」もどちらも重要!

呼吸というのは一般的に「胸式呼吸」と「腹式呼吸」に分類されて説明されます。

腹式呼吸、胸式呼吸、どちらが良いということではなく、どちらも状況よって使い分けられることが良い状態と言えます。

 

本来、安静時の呼吸では

「横隔膜(おうかくまく)」や

「肋間筋(ろっかんきん)」といった

メインの呼吸筋のみが働いて呼吸をしています。

 

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呼吸が浅いということは、このメインの呼吸筋の機能が低下しているということです。

 

「横隔膜」の働き低下すると、腰椎を安定させるのに必要な筋肉も働かなくなり、腹腔内圧(ふくくうないあつ)が高めることができず、腰椎がグラグラな状態になります。

 

『慢性腰痛』の原因のひとつが呼吸が浅い事による腹圧の低下です。

 

また、メインとなる「横隔膜」と「外肋間筋」がうまく使われないと、「呼吸補助筋」といわれる首肩の筋肉(胸鎖乳突筋、斜角筋、胸筋など)が常に使われることになります。

『慢性首肩こり』のほとんどは呼吸が原因と言えます。

 

 

ギックリ腰の時はまず「腹式呼吸」を

私の担当させていただいている患者さまから、「ギックリ腰になったんだけど、どうすれば良いですか?」と連絡を受けることがあります。

 

ギックリ腰(急性腰痛)というのは病名でも何でもなく、「急に腰が痛くなった」ということの情報しかありませんので、無責任にストレッチなどを勧めることは悪化してしまうこともありますから、具体的な指導はできません。

 

そこで悪化のリスクが無く、ギックリ腰の痛みを緩和するのに、まずやっていただきたいのが、

『腹式呼吸』です。

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腹式呼吸は「横隔膜」を動かす呼吸です。

 

この横隔膜は腰椎4番まで付着していて、腹式呼吸で横隔膜を大きく動かすことで、腰椎を牽引(けんいん)して、狭くなった腰椎の隙間を広げる働きがあります。また腹腔内圧も高まる事で腰の安定と、過剰に緊張した筋肉を弛める効果も期待できます。

 

実際に、私の経験でもギックリ腰の時に「腹式呼吸」を10回ほど、こまめにすることで、痛みが緩和したという声も多く聞かれます。

 

乱れた呼吸は、首肩こりや腰痛だけでなく、自律神経も乱れ、全身の代謝も低下させてしまいます。

 

「呼吸が適正化されなければ、姿勢や運動は適正化されない」のです。

 

呼吸を適正化させるためには、まずはこちらから実践してみてください。

 

⬇️【呼吸筋エクササイズ】

https://youtu.be/VVUTethc-Zc

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